8日目

～8日目～

「もぅ…寒くなりましたわねぇ」

そう言って真冬の空を見上げるフェティー。
普段の明るさも見えないその静かなその姿は、どこかもの悲しげにも見える。

「（ご主人……）」

そんな主を、野兎のトキが気遣わしげに見上げていた。

「皆、幸せになれれば良いのに…」

小さな呟きは、誰にも聞き取られる事なく真冬のそらに溶けていく。
フェティーはそれから声もなく空に祈りを捧げていた。
聞き届けられる事はないかもしれないけれど…願わずにはいられない。
真冬の空と、どこか冷たいが気遣うような風と…足元のトキだけが、彼女の声無き祈りを確かに聞いていた…。

†フェティーのつぶやき†


今回は折角ですから画像のアップも試してみるんだそうですの……でもやっぱり使い方が良く分かってないみたいですわ；
まぁ…おいおい慣れていくしかありませんわね（はぅ

今回の日記は確か…年末年始Verですわね～。
私もですけれど、背後さんが妙にシリアスになっている時期でしたから…私もつられてしまいましたわ（ふぅ

≪背後：そりゃ悪かったですよ…；≫

ま、それは良いんですの。
あれも私の本当の気持ちなのですわ。

でも！　やはり私にシリアスは似合いませんわねっ（苦笑
今後は多分明るくやっていくんですの～（にこり